何事も「最初」は緊張しますよね。ましてや国家試験ともなると、ほとんどの人は初めての受験だと思いますので、その緊張は想像がつきませんね。
その国家試験で、一番最初に目にする問題、第1問目とはどんな問題なのでしょうか。
その第1問目の出題の傾向を理解して、予想することができれば、その「最初」の緊張は、少しは緩和されるかもしれません。
その「最初」の一歩をスムーズに踏み出すことができれば、その後の問題もきっとスムーズに解くことができるはずです。
それでは早速、看護師国家試験の第1問目の問題を予想してみましょう、、、といいたいところですが、精度の高い予想するためには、その「根拠」が必要ですので、まずは、これまで出題された、看護師国家試験の第1問目の問題を一緒に分析してみましょう。
まずは過去問の分析が大事よね!
- 第111回(2021年度)の看護師国家試験第1問目
- 第110回(2020年度)の看護師国家試験第1問目
- 第109回(2019年度)の看護師国家試験第1問目
- 第108回(2018年度)の看護師国家試験第1問目
- 第107回(2017年度)の看護師国家試験第1問目
- 第106回(2016年度)の看護師国家試験第1問目
- 第105回(2015年度)の看護師国家試験第1問目
- 第104回(2014年度)の看護師国家試験第1問目
- 第103回(2013年度)の看護師国家試験第1問目
- 第102回(2012年度)の看護師国家試験第1問目
- 第101回(2011年度)の看護師国家試験第1問目
- 第100回(2010年度)の看護師国家試験第1問目
- 過去問の傾向からわかること
- 第112回(2022年度)看護師国家試験第1問目予想問題
第111回(2021年度)の看護師国家試験第1問目
労働力調査による労働力人口の令和元年(2019年)平均に最も近いのはどれか。
1.4,800万人
2.5,800万人
3.6,800万人
4.7,800万人
正答は、「3」
第110回(2020年度)の看護師国家試験第1問目
平成30年(2018年)の日本の総人口に最も近いのはどれか。
1.1億人
2.1億600万人
3.1億2,600万人
4.1億4,600万人
正答は、「3」
第109回(2019年度)の看護師国家試験第1問目
平成29年(2017年)の人口動態統計における主要死因別の死亡率で 心疾患 の順位はどれか。
1.1位
2.2位
3.3位
4.4位
正答は、「2」
第108回(2018年度)の看護師国家試験第1問目
疾病や障害に対する二次予防はどれか。
1.早期治療
2.予防接種
3.生活習慣の改善
4.リハビリテーション
正答は、「1」
第107回(2017年度)の看護師国家試験第1問目
平均寿命で正しいのはどれか。
1.0歳の平均余命である。
2.20歳の平均余命である。
3.60歳の平均余命である。
4.死亡者の平均年齢である。
正答は、「1」
実は、この問題、第103回(2013年度)の看護師国家試験第2問目とほぼ同じ問題なのよね。
第103回(2013年度)看護師国家試験第2問目
平均寿命は[ ]歳の平均余命である。 [ ]に入るのはどれか。
1.0
2.5
3.10
4.20
正答は。「1」
第106回(2016年度)の看護師国家試験第1問目
平成25年(2013年)の国民生活基礎調査による有訴者率(人口千対)で正しいのはどれか。
1.12.4
2.112.4
3.312.4
4.512.4
正答は、「3」
第105回(2015年度)の看護師国家試験第1問目
日本の平成25年(2013年)の生産年齢人口の構成割合に最も近いのはどれか。
1.52%
2.62%
3.72%
4.82%
正答は、「2」
第104回(2014年度)の看護師国家試験第1問目
日本の将来推計人口で 2020 年の 65 歳以上人口が総人口に占める割合に最も近いのはどれか。
1.15%
2.30%
3.45%
4.60%
正答は、「2」
第103回(2013年度)の看護師国家試験第1問目
日本の平成 23年(2011年)における出生数に最も近いのはどれか。
1.55万人
2.105万人
3.155万人
4.205万人
正答は、「2」
第102回(2012年度)の看護師国家試験第1問目
日本の平成22年(2010年)における総人口に最も近いのはどれか。
1.1億人
2.1億3千万人
3.1億6千万人
4.1億9千万に
正答は、「2」
第101回(2011年度)の看護師国家試験第1問目
日本の平成 21年(2009年)における男性の平均寿命に最も近いのはどれか。
1.70年
2.75年
3.80年
4.85年
正答は、「3」
第100回(2010年度)の看護師国家試験第1問目
日本における平成20年の合計特殊出生率はどれか。
1.0.37
2.1.37
3.2.37
4.3.37
正答は、「2」
過去問の傾向からわかること
第108回(2018年度)の問題だけが例外ですが、その他の回の問題には以下の傾向が見て取れますね。
- 選択肢に数字が入っている。
- 我が国の人口に関する問題が多い。
- 出題年の約2年前の統計データから問題を作っている。
- 正答選択肢は、「2」と「3」に偏っている。
なんとなく、傾向はわかってきたかな~
過去問の傾向と、私の教員時代の経験から、第112回(2022年度)の看護師国家試験第1問目に出題される問題を大胆予想しちゃいます!
第112回(2022年度)看護師国家試験第1問目予想問題
予想問題 日本の将来推計人口において、総人口が1億人を割り込みことが予想される年はどれか。
1.2030年頃
2.2040年頃
3.2050年頃
4.2060年頃
正答は、「3」
資料はこちら:総務省|令和3年版 情報通信白書|我が国が直面する社会・経済課題 (soumu.go.jp)」
外れたら、すみません。。。
でも、人口減少に伴う諸問題は、我が国の医療政策にとっても、重要な問題ですよね。