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看護師さんの不思議体験!移植患者さんの人格変化ってあると思う?

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みなさんは、「臓器にも精神が宿る」なのてことを聞くと、絶対にそんなことはありえない!と思うでしょう。

しかし、移植を経験したり、移植患者さんを担当した看護師さんに話を聞くと、一概にそれはありえない、とは言えない事実があります。

なぜそう思うようになったのか。

私の中学校時代の経験と、友人の看護師さんから聞いた話をご紹介します。

これを聞いた後、「臓器にも精神が宿る」ことについて、あなたはどう考えるでしょうか?

私の中学生時代の話

私が中学生の頃、友人の男の子が交通事故に遭い、重篤なけがによる大量出血を起こしました。

そして、大量に輸血を受けて、なんとか一命をとりとめました。

その友人は、いまでいう、典型的な「不良」で、学校にもろくに来ず、遊び歩いて、先生達も非常に手を焼いていました。

学校のなかでタバコを吸って、怒られていることもたびたび。

他の中学校の不良とのけんかも日常茶飯事でした。

そんな彼が、大きな事故に遭い、約3か月間の入院生活を送って、無事に日常生活が送れるまでに回復し、学校に復帰した時のことです。

彼が学校に登校してきたときは、なんとなく雰囲気が前と違うな、程度の感じは受けていましたが、時間が経つにつれて、「何かおかしい?」とみんなが感じ始めました。

言葉遣いが全く以前と違う。どうして?

事故に遭う前の彼は、オラオラ調の言い方でしたが、そんな口調は全くなく、穏やかな話方。

あれ?なんで?

まるで違う人間になったみたい。

でも、確かに、彼は彼。記憶障害があるわけではないようだが?

授業中の態度も、まじめな青年。

なんで、こんなに変わってしまったのか?

大きな事故を受けて、人生を考え直した?いや、中学生にそんなことが考えられるだろうか?

私の母親と彼の母親は仲が良かったので、私の母親に、彼の事故のあとの人格変化の話をして、彼がなぜあんなに変わってしまったのか、彼の母親に聞いてもらいました。

そうしたら、彼の母親の話では、彼が大量出血をして、意識不明の状態から、輸血をして、意識が回復した後から、人格が変わったようだった、とのことでした。

やっぱり、母親でも不思議に思うほどの変化だったようです。

彼の人格の変化は、大きな事故による、精神的なダメージがそうさせたのか、または、輸血という、他の人からの細胞が自身の体に入って影響したことなのか。

その原因を解明することはできませんが、彼はそれ以降も、人が変わって、優等生になった事実だけはあります。

実は、大人になってから、彼に合う機会もあり、その時の様子を何度か聞いたことがありますが、彼もなぜそうなったのかは、わからない、ということでした。

献体腎移植後の患者さんの例

これは、私の友人の看護師さんが経験した話です。

末期の腎不全で、腎移植を受けた50代の男性患者さんがいました。

その患者さんは、非常に明るく、気さくな方でした。会社も経営していて、いつも社員の方が面会に来ていて、社員から慕われている様子が伺えました。

現在、腎移植治療には、大きく分けて2種類あって、一つは「生体腎移植」で、生きた人間同士で移植を行う方法で、もう一つは、脳死などで亡くなった患者さんから腎臓を移植する「献体腎移植」があります。

生体腎移植は、主に近親者の間で行われます。

それに対しては、献体腎移植は、臓器提供の意思を示した患者が脳死などに至った場合に、行われます。

そのため、本当に赤の他人から、患者さんは臓器をもらうことになります。

日本では、献体の腎移植の件数は少なく、移植を希望し、実際に献体腎の移植が決まるまでは、約15年以上の待機期間があるそうです。

そんなある日、その50代の患者さんに献体腎移植の順番がきて、献体腎移植を受けることになりました。

手術は成功し、術後の経過は良好でした。

その後の経過もよく、退院が決まり、看護師さんがその患者さんに退院指導を行ったときに、患者さんが真顔でこんなことを言ったそうです。

「怖くて言えなかったんだけど、移植を受けてから、絶対に自分では経験していない、昔の記憶みたいなものが思い浮かんでくるんだ。」

「最初は、麻酔のせいだと思っていた。」

「先生も、手術前の話で、まれに、術後に我を失うような感じがあります、みたいなことを言っていたから、そのかな、と思っていた。」

「でも、いまでも、それが続いている」

「まるで、自分とは、違う人間の記憶が入ってきたような感じだ」

と話したそうです。

その看護師さんも、心配になって、主治医の先生に事情を説明して、その患者さんの了承を得て、精神科の先生にも診てもらうことにしました。

しかし、精神科の先生の判断では、まったく、精神的な異常は考えられない、とのことでした。

その患者さんは、無事に退院を迎え、いまでも、元気に生活をしています。

「臓器に精神が宿る」は東洋医学の世界では常識!

東洋医学には、五行思想というものがあります。

これは5つの属性に分けて、世の中の万物の現象を捉える考え方で、その中に「五神」というものがあります。

「五神」とは、人体に存在する5つの臓器には、それぞれ、精神が宿る、という考え方です。

「肝(臓)に宿るのは

「心(臓)に宿るのは

「脾(臓)に宿るのは

「肺(臓)に宿るのは

「腎(臓)に宿るのは

なんと!東洋医学では、臓器に精神が宿ることは、常識として考えられていたのです。

ということは、、、、、

やっぱり、臓器移植によって、人格が変わる、ということは、ありえるのでしょうか。

いや、あるのかもしれませんね。