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看護学生さん向け 臨床実習でのストレスを軽減する3つの方法

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このページでは、これから、臨床実習に臨む看護学生さんや、すでに、実習を開始している看護学生さんの実習によるストレスを少しでも軽減する方法を提案します。

Ranmomo

私は、学生時代、実習は苦手でした。

周りの友達は、「実習楽しかった~」なんて言っていた人もいたけど、私はいつも厳しい看護師さんが指導者になって付くことが多かったので、あまりいい思い出はないですね。

先輩ナース

どの看護師さんが怖くて、どの看護師さんが優しいのか、実習生にはなかなかわからないから、最初は、誰に声をかければよいのか、迷うよね。

そんな、悩み多く、ストレスを抱える看護学生さんに、元病棟ヘッドナースの立場から、アドバイスしたいと思います。

学生さんとのカンファレンスで、実習で何が大変だったのか、聞いてみると、意外と多い答えが、「指導者や担当の看護師さんが離れた時間、何をしてよいかわからならなくて、辛かった」「いつでも看護師に聞いていいよ、と言われたが、みんな忙しそうで、声がこけられなった」という意見です。

病棟や施設の看護師さんも実務をしながらの実習指導は、かなり大変で、学生さんに気を向けたいとわかってはいても、患者さんになにか有事が起こると、そちらの方が優先になって、いつのまにか、学生さんが置いてけぼり、なんてことは日常茶飯事でしたね。

でも、学生さんにとっては、その状況が一番辛いようですね。

病棟や施設では、日々、様々なことが起こりますが、なるべく、ストレスを少なく、実習を進めるためのコツを、ここでは3つ紹介します。

一つ目 病棟や施設においているパンフレットの場所を把握する

情報収集もできず、指導者や担当看護師が離れて、ちょっとした時間が空いてしまったとき、近くに、その病棟や施設のパンフレットがあれば、それに目を通すと、病棟や施設の特徴が分かって、実習にも役立つ情報があったります。なにより、正当な時間つぶしになります。

二つ目 受け持ち患者さんの情報収集をする際には、まず、検査や治療の説明書・同意書に目を通す

受け持ち患者の病態を理解するのは、なかなか大変なことです。

指導者の看護師さんに、受け持ち患者さんの治療内容をとっさに聞かれ、答えられず、落ち込みことはありませんか。

そんな時に役に立つのが、患者さん用の検査や治療の説明書・同意書です。

患者さん用の説明書・同意書には、一般の人にもわかりやすいように、病気や治療の説明が書かれているので、私達が読んでも、とても理解しやすい内容になっています。

それを情報収集に役立てない手はないですね。

三つ目 実習指導者や担当看護師以外に相談しやすい看護師さんを見つけておく

実は、これが実習のストレスを緩和する一番重要なことで、この相談する看護師さんの選び方は超重要です。

Ranmomo

ただ、何となくでは意味がないですよ。

さあ、どういう人を選べがいいと思いますか?

学生さん

ん~、全然想像つかいないです。

それは、小さい子供(未就学児)がいる「ママさん看護師」です。

ママさん看護師さん、特に、小学校に上がる前のお子さんがいる看護師さんは、育児の都合で夜勤免除の働き方をしていることが多く、ほとんど日勤です。

つまり、皆さんが病棟で実習している時間に、いつもいることが多い看護師さんです。

このママさん看護師が、皆さんの話相手に適している理由は、いつも病棟にいる時間が一緒であることと、もう一つ、重要な理由があります。

それは、ママさん看護師さんは往々にして「優しい」「人当たりのいい」看護師さんが多いということです。

ママさん看護師さんでない方が、そうではない、と言っているわけではありませんが、子育てを経験すると、やっぱり人は変わるもので、独身時代、少しきつめの人でも、出産を機に、人間的な柔らかさが出てくるんですね。母性が為すものかもしれませんね。

まとめ

臨床実習でのストレスを少しでも軽減するために

  1. 病棟や施設においているパンフレットの場所を把握する
  2. 受け持ち患者さんの情報収集をする際には、まず、検査や治療の説明書・同意書に目を通す
  3. 実習指導者や担当看護師以外に相談しやすいママさん看護師さんを見つけておく

この3つを試してみて下さい。

くれぐれも体調に留意して、臨床実習頑張って下さいね。